第18号 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす

━━ <社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす> ━━━
発行:株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
      【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com

─────────■第18号 2008.03.06■───────────

「経営者.com」より、メールニュースをお届けします。
今回のコラムは、プロセスデザイナー・高橋秀紀が「信頼関係」につ
いて、当社スコラ・コンサルトで感じることを例にしながら、書いて
います。
 社員の働きがいと業績向上をともにかなえる経営を実現する出発点
には、「経営と社員、社員同士の信頼と協力」があります。その姿を
体現する当社の例が、少しでも皆様のヒントになればと思います。

「経営者.com」は、「社員を主役にする新しいトップダウンの形」を
目指している経営者の ために、5名のプロセスデザイナー(組織風
土改革の専門家)がお役に立つ情報をお届けしてまいります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      △▼ 「信頼関係」ってどんな関係? ▼△
             
                プロセスデザイナー 高橋秀紀
【プロフィール】⇒http://www.keieisha.com/category/1155202.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「自分と上司」「自分と部下」「自分と同僚」・・・。
仕事をするうえで、会社にはさまざまな人間関係が存在します。
 組織である限り、さまざまな人間関係が存在します。その人間関
係の中にある「信頼関係」の度合いが、組織の成長を左右する要因
の一つになるとしたら、皆さんは「信頼関係」をどう捉えますか?

 私もスコラ・コンサルトという会社で仲間に囲まれ、人と関係を
もって仕事をしています。社員数40名程の小さな会社ですが、いろ
いろな個性をもつ人が共に働いています。「周囲への関心がとても
強い人」「強く見えるけれど、実は繊細な心の持ち主」「少年のよ
うに純粋な心をもつ人」など多様な個性が集まり、素晴らしい仲間
になっています。
 時折、お客様から、
「スコラさんの社内では、信頼関係はどうですか?」と尋ねられる
ことがあります。もちろん、「はい、素晴らしい信頼関係がありま
す」と自信をもって答えます。なぜならば私には、昨年より今年、
昨日より今日、仲間への信頼が強くなっているという実感があるか
らです。

 「信頼関係」そのものは、見ることも、触れることもできません。
ですから、定量的に測ることも、“100点満点でいうと何点”とい
うように点数にすることもできません。しかし、「信頼関係がある」
という実感を得ることはできます。その実感をもつことが大切なの
です。今回は、「信頼関係」ってどんな関係なんだろう、という問
いを、当社スコラ・コンサルトのことを例にしながら考えてみたい
と思います。

 このコラムを書く前に、「信頼」という言葉の意味を辞書で調べ
てみました。「信じて頼ること」と書かれています。この説明では
あまりにも”読んで字の如し”だったので、「信じる(信ずる)」
を再度調べてみました。その意味は「それを本当だと思いこむ」と
書かれていました。
 今度は、これらの単語の意味をつなげてみたら「それを本当だと
思いこんで頼ること」という簡単な文章ができあがりました。一見、
なんてことはない文章ですが、「思いこんで」という部分に難しさ
を感じます。なぜならば「思いこむ」という状態は、必ずその対象
(相手)があり、自分の思いだけでは成立しえないからです。

 ここでは「上司Aさんと部下Bさんの関係」を例にみてみましょう。
部下のBさんは、上司に何かを相談すれば必ず答えを与えてくれる
と思っています。しかし、上司のAさんは、部下に自分で考える力
を身につけてほしいと考え、答えを簡単には出さないことを大事に
しています。上司のAさんの考えを、部下のBさんは知りません。上
司のAさんも、部下のBさんの思いを知りません。お互いに知りえな
い状況では「上司は何も答えてくれない」「部下は自分で考えよう
としない」こんな誤解した状態が続き、不信感へとつながる場合が
多いのではないでしょうか。

 私が所属するスコラ・コンサルトには組織図がありません。です
から、必要に応じてその場面に合ったチームをつくります。フォー
マルか、インフォーマルかといったことも、ほとんど問いません。
仕事の単位で必要なチームをつくりますが、チーム内で「上司と部
下」というように固定化された関係があるわけではありません。ス
コラ・コンサルトは、”お互いの信頼関係で組織を運営している”
といっても言い過ぎではないと思います。

 それでは、当社の全員が日常、信頼関係をつくることそのものに
意識を向けているのかというと、必ずしもそうではないようです。
それよりも、ふだんから「話し合う」ことを大事にしているように
見えます。社内を見まわすと、あちらこちらで話し合いをしている
様子を見ることができます。少人数の場もあり、多数が集まってい
るときもあり、時には騒がしいと思えるほど話し合いが多いのです。
私は、こういった話し合いの中で、仲間の思いを知ることができま
す。知り合う機会がなんといっても多いのです。
 けれど、これだけ多くお互いを知る機会をもっていても、双方の
思いに対する理解にズレが生じてしまい、誤解が生じることもあり
ます。そんな時は、お互いが不機嫌になったり、感情的になったり
する場面も見受けられます。しかし、そんな時こそ話し合いを加速
させていくと、そのなかで自然とズレが修正され誤解が解消されて
いきます。このような場面に出会うと、まるで、組織の中に信頼関
係を高める自浄作用が生まれているような感覚を受けます。「安心
してモノが言えて、話を聞ける関係」があるということです。
 私が当社内で信頼関係が強くなっていると実感するのは、まさに
この信頼関係を高める自浄作用が生まれていると感じる時です。

 人の「思い」は、おかれた状況やタイミングによっても異なるこ
とが多いでしょう。だから、お互いの思いにズレが生じることは、
当然なことかもしれません。そのズレを修正しながら信頼関係を高
めていくために、話し合うことが日常的になっていることが必要な
のです。「安心してモノが言える、話を聞ける関係」が職場にある
こと。それは確実に「信頼関係」を高め続けていくことにつながる
のです。
 私はこういったことから、スコラ・コンサルトで働けることに感
謝と誇りを感じているのです。


──────────────────────────────────
第19号は、プロセスデザイナー高木穣がお届けいたします。
──────────────────────────────────

━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第18号の内容はいかがでしたでしょうか?
【ご意見・ご感想】は⇒ welcome@keieisha.com までお寄せください。
お待ちしております。

いただきましたご意見・ご感想は、メールマガジンや弊社サイトで
ご紹介させていただくことがございます。

匿名希望や掲載不可の場合はその旨を明記してくださいますよう、
よろしくお願いいたします。

── <発 行> ──────────────────────────
株式会社スコラ・コンサルト
〒141-0022 東京都品川東五反田5-10-25 さいせい池田山ビル3階
中堅・中小企業サポートグループ 岡村衡一郎(事務局 小島佳代)
TEL 03-5420-6251 / FAX 03-5420-6250
welcome@keieisha.com / http://www.keieisha.com

−禁無断転載− (c) scholar.consult.co.,ltd. All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まぐまぐの登録・解除はこちら⇒http://www.mag2.com/m/0000216977.html

経営者.comの登録はこちら⇒http://www.keieisha.com
経営者.comの解除はwelcome@keieisha.com宛メールにてお知らせください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━