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発行:株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com
─────────■第15号 2008.01.17■───────────
「経営者.com」より、新年最初のメールニュースをお届けします。
今回のコラムは、プロセスデザイナー岡村衡一郎です。
働きがいと業績向上のために「See-Plan-Do」を新たなサイクルに変
えることにトライした事例から、風土改革の成果を捉えています。
ぜひ、ご一読ください。
「経営者.com」は、「社員を主役にする新しいトップダウンの形」を
目指している経営者の ために、5名のプロセスデザイナー(組織風
土改革の専門家)がお役に立つ情報をお届けしてまいります。
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△▼ 「働きがいと業績の向上のために、
See-Plan-Doを新たなサイクルに変える」 ▼△
プロセスデザイナー 岡村衡一郎
【プロフィール】⇒http://www.keieisha.com/category/1155202.html
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■「『社員の成長を応援できる会社になる』
■ この事に大きな手ごたえを感じ取れる一年にします。」
上記は、5ヶ月前に風土改革に取り組みはじめた経営者Aさんか
ら頂いた年賀状の一文です。
Aさんがこのように決めたきっかけになったのは、各店舗の代表
が集まる販売コンテストでした。コンテスト開催中、イキイキとし
た社員さんの姿、昨年よりも一段と成長したパートさんの姿を目の
あたりにし、自分の役割は、社員やパートさんの成長を応援し、み
んなが働きがいの持てる会社にすることだと、深く感じたのです。
■ 働きがいと業績の向上のために、
■ 「See-Plan-Do」を新たなサイクルに変える
そこで、どうしたら社員やパートさんが達成感や働きがいを感じ
ることができるのかというテーマについて、Aさんの会社では、経営
層と有志メンバーで20時間の話し合いを行いました。
達成感は、仕事の質を上げなければ感じ取れない。そのために
「○○を徹底する」「△△を指導する」といった対策がいくつか出
されました。出された対策を考えていたとき、若手メンバーから、
次のような声が上がったのです。
「ホワイトボードに書かれた対策自体が、すべて上から目線では
ないか。これで本当に社員やパートさんに働きがいにつながるのか」
この若手メンバーの意見に、全員がはっとさせられたのです。
「徹底ではなく浸透が大事なんだ。なんでもかんでも上から徹底し
て物事を進めるという仕事のし方が、いつのまにか当たり前になっ
ている。ここを変えていかなければ、変わらない」
「徹底ではなく『共感⇒浸透⇒手直しのプロセス』を大事にしよ
う」これが、参加メンバーの結論でした。
今までの「See−Plan−Do」の習慣は、以下のようなものであった
と言えます。
(1)See(振り返り)
=経営層が中心に現場報告を参考に課題を創出する
(2)Plan(実行計画)
=経営層がシナリオを描き、社員に説明する
(3)Do(実行)
=計画とのギャップを全体会議でレビューし後押しする
この習慣では、社員の成長につながる「自己決定感を持つこと」、
業績の向上につながる「衆知を集めで課題解決を実行すること」が
限定的になってしまっていたのです。
■「ずっと続ける事だからこそ
■ 『共感→浸透→手直しのサイクル』を回し、本物にします」
上記は、Aさんの部下で風土改革の世話人をやっているBさんか
らの年賀状の一文です。
「短期間での問題解決には、このサイクルは適していないかも
しれない。しかし、長期的によい会社にしていくためには、
『共感→浸透→手直しのサイクル』を回し続けて本物にしてきた
い」Bさんは、いつも打ち合わせの度にこのように話しています。
そして現在、新たな習慣への体質改善に挑戦中です。
新たな習慣とは、
(1)See(手直し)
=実際に動かすメンバーに集まってもらい改良案を集める
(2)Plan(共感)
=集まった改良案を元に、責任者が最終決定する
(3)Do(浸透)
=一定期間、責任者の決定を受け入れて改良案を実行する
新しい習慣で物事を進めるには、今までの習慣と行きつ戻りつす
ることも多くありますが、Aさんの会社では、様々なところで新し
い習慣の試みがなされています。
たとえば、
(1)方針の共有のし方(少人数でやりとりしながら共有する)
(2)営業戦略をつくるプロセス
(案をして現場になげ、現場の知恵を取り入れ決定する)
(3)実行するプロセス
(一定期間動かした結果をもとにつくり変える)
(4)権限の委譲(現場に任せることを明確にする)
(5)権限の保持(経営層が決めることを明確にする)
などです。
■ 実感できる風土改革の成果とは
■「当たり前」を変え、社員の成長と業績の向上を実現すること
私たちプロセスデザイナーが実感する風土改革の成果とは、企業
の当たり前が変わり、社員の成長と業績の向上の双方が実現するこ
とです。
当たり前の状況は、各社各様です。たとえば、「言われたことを
やるのが当たり前」から「自ら考え動くことが当たり前」という体
質に変わることや「一台でも多く売るのが当たり前」から「お客様
のカーライフをバックアップするのが当たり前」というように仕事
そのものを変えていく場合など、様々な形での変化があります。
2008年も私たちは、この「当たり前を変えること」に挑戦してい
きたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願い致します。
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第16号は、プロセスデザイナー若山修がお届けいたします。
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━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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