第9号 【経営者.com】社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす

━━━━ 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす ━━━━
━━━━━━━━━━━━ 第9号 2007.9.28 ━━━━━━━━━━━

発 行−株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com

「社員を主役にする新しいトップダウンの形」を目指している経営者の
ために、5名のプロセスデザイナー(組織風土改革の専門家)がお役
に立つ情報をお届けしてまいります。

第9号は、プロセスデザイナー高木穣がお届けいたします。
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△▼ 第9号 「参謀機能」の醸成 ▼△
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第5回・第6回でとりあげた「参謀機能の醸成」について、その役割・機能、
効用などを、まとめとしてご紹介します。

「参謀機能」 − あまり耳にしないことばです。
このことばは、私たちスコラ・コンサルトが、独自の意味をのせて使ってい
ます。

通常は「参謀」と言えば「作戦参謀」、つまり本部で作戦を立てるブレーン
のような人を指します。

指示命令で動かす軍隊型の組織であれば、そういった役割を果たしてくれれ
ばそれでいいのですが、私たちが打ち出している『参画型経営』では、もっ
と他の役割が求められます。

■「参謀機能」の役割・機能と「参謀機能」の醸成過程

『参画型経営』での「参謀機能」は、会社を一枚岩にする役割です。
つまり、トップと社員の間の信頼関係・協力関係を醸成する役割です。

実際、お手伝いさせていただいて実感するのですが、トップが想像している
よりも、社員側から見るとトップに対する距離感がかなりあります。
トップがいくら本気で会社をよくしようと思っていても、それはほとんど共
感して受けとめられていないことが多いものです。

「参謀機能」は、そういったギャップがある中で、その双方の視点を持ちな
がら信頼関係・協力関係を築いていく機能です。仲介役・触媒役といっても
いいかもしれません。

理念上はそういった機能なのですが、実際に見る「参謀機能」はちょっと違
います。

実際にこの「参謀機能」を果たす人はどんな感じなのでしょうか。

私たちが開催している「参謀セミナー」などに参加し、トップとともに会社
を良くしていこうとしている人たちは、「社長に対して意見を率直にいいな
がら、自分たちの会社を良くするという方向に向けて自ら主体的に動いてい
る人」という姿になっています。

そういった人たちが活動・対話をしていくことで、結果として、トップと社
員の信頼関係は醸成されていきますし、会社をよくする活動を通じて仲間と
の信頼感も育まれていると感じています。

ですから、まずはトップがどれだけの社員から率直に意見を言ってもらえる
ようになるかが鍵です。

「率直に意見をきかせてくれ!」

そういってもなかなか社員は率直に言ってはくれません。

言ったとしても、「この会社はこういうところが悪い」というような、まず
会社の問題点があがってくるケースが多いです。

このあたりは社員も社長のことをよく見ていて、会社の問題点を聴いている
社長の姿を見て、「これは大丈夫そうだな」と感じると、今度は社長本人に
対する問題指摘が出てきます。

ここまで来るとだいぶ「参謀機能」の醸成が進みつつあるということになり
ます。

■「参謀機能」の効用

「参謀機能」はトップにとっての効用があります。それは、自分を変化させ
てくれるということです。社長がいくら一人で「変わらなければ」と思って
いても、実際どう変わっていいのかわからないのが通常です。

そんな時、参謀役の人は厳しいフィードバックをくれます。

少々腹が立ったり、落ち込んだりするのですが、そうしながらもその意見を
受けとめて、トップ自身が変わっていくときに、またさらに一歩、トップに
対する信頼感が高まってくるのです。

「関係」が変わることによって、「人」が変わり、変わった人が増えること
により「会社」が変わっていきます。「参謀機能」は、そういった「関係」
に目を向けていった結果生まれてきた考え方です。

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第10号は、プロセスデザイナーが岡村衡一郎がお届けいたします。
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━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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