第8号 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす

━━━━ 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす ━━━━
━━━━━━━━━━━━ 第8号 2007.9.20 ━━━━━━━━━━━

発 行−株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com

「社員を主役にする新しいトップダウンの形」を目指している経営者の
ために、5名のプロセスデザイナー(組織風土改革の専門家)がお役
に立つ情報をお届けしてまいります。

第8号は、プロセスデザイナー高橋秀紀がお届けいたします。
プロフィールはこちらをご覧ください。
【プロフィール】⇒ http://www.keieisha.com/category/1155202.html

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「考える力」のある社員を増やす(情報提供 柴田昌治)
「業績と社員の働きがい」を実現するプロセス
  (プロセスデザイナーからの情報提供&やりとり)

■ 開催日時および定員
・第1回 : 2007年10月 3日(水) 15:00〜18:30  定員20名
・第2回 : 2007年10月11日(木) 15:00〜18:30  定員20名

■ 会場
スコラ・コンサルト 五反田オフィス(各回とも)
(品川区東五反田5-10-25 さいせい池田山ビル3階)

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△▼第8号  自分にとっての意味があるから一緒に考えられる ▼△
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今回は、支援をさせていただいている企業の社長と社員(世話人)とのやり
とりを、そのまま紹介させていただきます。

●社長が全社員に送ったメールです。
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社員の皆様

今年度から開始した毎週恒例の「水曜交流会」も残すところ2回となりまし
た。お互いの考えを知り合うゲームを組み込むなど、進め方を工夫した結果、
活発な意見交換がなされるようになりました。

この「水曜交流会」の目的は、皆様もご存知のとおり、「コミュニケーショ
ンの活性化」です。

「顔は知っているけど、あの人とは一度も話したことがない」
「事務的な連絡程度の会話だけで、あの人のことはよく知らない」

これは、「あの人とは話したくない」ということではなく、そもそも「話す
機会がなかった」ということだと思っています。

この機会づくりが「水曜交流会」です。そのため、メンバーは基本的に部署
をまたいで無作為に選んでいます。

ただし、話しやすさを大事にするために、以下の2点だけは考慮しました。
1.同じ部署の上司と部下が一緒にならないようにしました。
2.女性は2名以上になるようにしました。

私自身、残りの2回にも積極的に参加し、水曜交流会の完走を目指します。
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●社長と世話人による水曜交流会の振返りミーティングの一場面です。
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Fさん「社長!この前、発信したメールはまずかったと思いますよ」

社長「えっ!どういうこと?」

Fさん「話しやすくする配慮は必要だと思います。ただ、社長からのメール
で必要以上に女性を特別にしたのでは、逆に女性を軽視しているように見え
ると思うんです」

Nさん「それと、女性が2名以上参加するのは、女性が司会を担当するから
だ、という根も葉もない噂も広がっていましたよ」

社長「そうなの・・・、それには全く気づかなかったなぁ」

Nさん「もちろん、そんなことは噂だから、安心して参加して欲しいって言
っておきましたけど」
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一見、なんてことはないやり取りにも見えますが、社長にとってはとても
満足できる内容だったそうです。

半年前、この水曜交流会を企画していたころ、世話人は社長に言いたいこと
があっても、ほとんど言えずにいました。それどころか、社長が退席してか
ら、「あれって、本当は良くないと思うんだよね・・・」など、仲間同士で
不満を語り合うような状態でした。

「おおげさかもしれませんが、自分の経営スタイル、細かいところでは日々
の言動に対して、社員からフィードバックしてもらえるって、本当にありが
たいんです」

「今までは、間違ってはいけない、弱みを見せてはいけないって、思ってい
ましたから、頭ではわかっていても社員からのフィードバックを素直に受け
入れませんでした」

「今は、わからないことはわからないって言いますよ、そうすると世話人は
一緒に考えてくれるんです」

このような世話人の変化、そして社長自身の変化を促したのは、社長自身の
強い思いです。

1.率先して「水曜交流会」に参画する
2.やると決めたら徹底してやる(仕事が忙しい時期でも必ず開催する)
3.意味や目的を繰り返し伝え、世話人と一緒に確認していく

少なくともこの3点を社長は大事にしながら、「水曜交流会」を続けてきた
そうです。

●自分にとっての意味があるから一緒に考えられる
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○社長のコメント
この交流会は、20年続けていくつもりですよ。会社にとって一番大事なこ
とだと思っていますから。コミュニケーションの活性化もそうですが、社員
が育っていく実感がもてることが何よりも楽しみなんです。10年後はすご
い会社になるって確信が持てるんですよ。

○世話人Nさんからのコメント
最初は、また社長のわがままにつきあわされるのか、というのが正直な気持
ちでした。しかし、定期的(月に1回)に社長と一緒に水曜交流会の反省会
をしているうちに、自分にとっての意味も考えるようになったんだと思うん
です。
水曜交流会は、あくまでも機会づくりだと思っています。職場で仕事のこと
をざっくばらんに話し合える、相談しあえるようになることが、自分にとっ
ての目標ですよ。
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第9号は、プロセスデザイナー高木穣がお届けいたします。
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━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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中堅・中小企業サポートグループ 岡村衡一郎(事務局 小島佳代)
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