━━━━ 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす ━━━━
━━━━━━━━━━━━ 第6号 2007.7.31 ━━━━━━━━━━━
発 行−株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com
「社員を主役にする新しいトップダウンの形」を目指している経営者の
ために、5名のプロセスデザイナー(組織風土改革の専門家)がお役
に立つ情報をお届けしてまいります。
第6号は、プロセスデザイナー若山修がお届けいたします。
プロフィールはこちらをご覧ください。
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△▼第6号 「参謀機能を醸成する、意外と簡単な方法」▼△
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「ところで、この内容、今までにお伝えしたことありますか?」
「・・・。いいえ。初めてしゃべりました」
インタビューのビデオ撮影を終えたS社長は恥ずかしそうに笑いました。
参謀役を育てるセミナーに使うため、風土変革に対する社長の考えをインタ
ビューし、その模様をビデオに記録したときのことです。
S社長には、「なぜ風土変革を始めたのか?」を重点的に伺いました。
父親から引き継いだ会社を潰してはならぬ、と一生懸命に努力して、受注を
増やした結果、あまりの忙しさに社員が疲弊していったこと。
逆に、仕事の量が減り、時間の余裕ができたときにも、やはり社員の顔は
うつむき加減であったこと。
「社員のために!」「社員が幸せになるような会社」をめざしていたはずな
のに、自分ひとりのがんばりでは、どうしてもそんな会社にならない。
いや、むしろ社員はどんどん疲れていってしまっている!
そんな中、『なぜ会社は変われないのか(日本経済新聞出版社・柴田昌治
著)』に出会い、本当に社員のためになる会社になるためには風土変革が
必要なのかと思い至ったこと。
中小企業として、コンサルティング会社に大金を投じることを決意するまで
に至る心の揺れ。悩み抜いた末に、思い切ってスコラ・コンサルトにアクセ
スした日のことなど。
肩肘張った経営者としての姿ではなく、ひとりの人間として、弱さも迷いも
ある姿を見せていただきました。
しかし、冒頭の「初めてしゃべった」は、そのあとの質問に対してです。
「セミナーに参加している社員さんにメッセージがありますか?」
「そうですねぇ。Mさんのことは尊敬しています。年齢が下の人にも威張ら
ず、自ら先頭に立って5S活動を・・・」
「Sさんは切れる刃物のような鋭さ。彼のことで一番印象に残っているのは
去年・・・」
「Hさんはこの中では最年少ですが、私は会社の将来になくてはならない人
と期待しています。論理的というか、冷静というか・・・」
送り出した社員の方一人ひとりの良さを的確に把握し、そして会社として、
社長として、彼らに期待していることが物静かではありますが、熱っぽく語
られました。
インタビュアーを務めていた私までが感動してしまい、「その思いを今まで
に彼らに伝えたことがあるのか」を質問したのでした。
恥ずかしそうに「ありません」と言った社長の姿が印象的でした。
このビデオがどんな影響を与えたかは、想像に難くないと思います。ビデオ
を見た社員さんは押し黙っていました。涙をこらえているようでした。
「今まで社長の方針が分からない、社長の考えが分からない、と文句ばっか
りいっていた自分が情けない!」
午後5時にセミナーが終わると、社長に電話をかけ、地元の居酒屋で待ち合
わせました。
「社長ががんばってきたことを知りながら、そのがんばりよりも、できてい
ないことばかり指摘していた自分たちを恥じています。全部は無理かもしれ
ないけど、オレたちにも会社のことを考えさせてください!」
Hさんがそう言い、乾杯したあとは・・・。
ご想像にお任せします。とても楽しい夜でした。笑いも涙もありました。
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第7号は、プロセスデザイナー遠藤咲子がお届けいたします。
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━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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