第2号 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす

━━━━ 社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす ━━━━
━━━━━━━━━━━━ 第2号 2007.5.30 ━━━━━━━━━━━

発 行−株式会社スコラ・コンサルト 中堅・中小企業サポートグループ
【経営者.com】⇒ http://www.keieisha.com

プロセスデザイナー岡村衡一郎です。

メールマガジンにご登録いただきましてありがとうございます。
創刊号の発行以来、大変お待たせいたしました。第2号をお届けします。

先日、ある経営者の方と今までの活動の振り返りを約2時間してきました。
その中で、「社員を経営に参画させていない自分が悪かった。今までは自分
ひとりで答えを出さなければいけないと思っていたが、これからは自分の
人生をかけて勤めてくれるのだから、もっと参画してもらえるようにして
いきます。」とおっしゃっていたのが印象的でした。

「社長と一緒に会社のことを真剣に考える社員を増やす」が、本メール
マガジンのメインテーマです。
 
一緒にいい会社づくりを行っていきましょう。

第2号は、プロセス・デザイナー遠藤咲子がお届けいたします。

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はじめまして。遠藤咲子です。

私のプロフィールはこちらをご覧ください。
【プロフィール】⇒ http://www.keieisha.com/category/1155202.html

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▼△▼ 第2号 「トップダウン経営の限界とその打開策−2」 ▼△▼
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私が支援をしているある企業のトップが、某プロジェクトの最終プレゼンの
場において 、「私はこのプロジェクトの結果以上に、活動そのものがこの
プロジェクトの成果だと思っています」と締めくくられました。

私はとてもその言葉に感動を覚えました。その背景を簡単にご紹介します。

プロジェクトのミッションにもよりますが、多くのプロジェクトが形骸化し
てしまう落とし穴として、プロジェクトのメンバーは必死の思いでアウトプ
ットを出すための努力をするのですが、いざ結果だけをもって、さあみんな
でやりましょうといっても、そのプロセスを知らない社員との温度差はどう
しようもない、ということがよくあります。

このプロジェクトの使命も、会社としてのビジョンや方針を出すというもの
に近いものでした。当然出したアウトプットを実行していくのは、社員一人
ひとりなので、本当の目的はアウトプットを出すことでなく、社員全員に
浸透し、実行されていくことなのです。

このプロジェクトメンバーは、アウトプットの根底にある社員の納得感や
問題意識をとにかく大事にしていきました。

時間をかけ、ほとんどの社員が対話をする機会をつくり、意見を聞き、抱え
る問題にも目を向けていきましたので、結果として100%まではいきませ
んが、60%以上の社員が目的を共有し、アウトプットに関心をもつことに成
功しました。

この結果も大変価値のあることですが、「トップこそがこの活動のスポンサ
ーだ」というトップの意思と、それを社員が実感したプロセスに私は注目し
ました。

最初のテーマの投げかけは、トップダウンでプロジェクトが立ち上がりまし
た。会社の方向を左右する大きな課題でしたので、トップ側にもそれなりの
知恵や考えはあったはずですが、このケースではトップはアウトプットが出
てくるまで、それを押し付けることはせず待っていらっしゃいました。

ただし要所要所で、メンバーがトップに声をかけ、途中経過を伝え、時には
メンバーと議論する時間を持ちましたので、現場の事実や、社員の考え方が
トップにリアルに伝わっていきました。

これはトップにとっては重要な情報ですので、しっかり自分に伝わっている
安心感と信頼感がトップ側にできつつあったことは見逃してはならないと思
ます。

このトップが経過を至近距離で見守りつつ、コアメンバーが社員を巻き込み
活動をしていくプロセスが、社員間での目的の共有、実行へのエネルギーを
増強していくしくみとなったのです。

ただし、これはたまたまそうなったのではなく、一方的にトップダウンで方
向を示しても、組織体質に目を向けないと実現はできないというトップ自身
の目的意識がはっきりしていたことが、ポイントだといえます。

でなければアウトプットを出すことに目的が置かれ、結果として形骸化して
いたかもしれません。だからこそ冒頭の言葉が生まれたのだと私は理解で
き、大変感激したのです。

トップに経営センスがあり、知恵もアイデアもある場合、単純にスピードを
考えると、これをやれ!の方が早いように見えますし、優秀なメンバーによ
るプロジェクトもまた同じことが言えます。

しかし実行や運用段階での社員の理解度を考えると、知恵出しから社員を巻
き込むしかけづくりがあるほうが、対応の早い組織づくりができるのです。

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第3号は、プロセス・デザイナー高橋秀紀がお届けいたします。

▼△▼ 第3号 「トップダウン経営の限界とその打開策−3」 ▼△▼
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━━ <編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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