●山田社長の気持ち

「結局、何を変えるって、自分を変えることだったんですね。風土の変革って、言葉にしたら何のことはない、簡単なことなんです。でも、言うのとやるのでは大違い。メールを発信し続けたのは、本当に大変でしたよ。

でも、売上とか利益とかばかりではなく、私は自分が作ってきたこの会社が大好きですから。この会社が、お客様にとってもそうですが、社員にとってもいい会社であってほしい、というのが私を支えた本当の動機なんでしょうね。

何年後も、何十年後も、人々から好かれる会社でありたい、そのためには今の自分が感じているちっぽけなプライドなんて捨ててしまえ、と思ったわけです。

やっぱり一番はウチの社員です。石川をはじめとする役員も自身を変えてくれました。事務局の杉山さんや、若手のリーダー連中がいなければ変革は頓挫してたし、最後には古参の連中が納得してくれたからこそ、変革が成し遂げられたんです。心の底から感謝していますね。

これが言いたかったんです(笑)。自分の会社の社員をけなす社長をなんとかして卒業したかった。心から社員に感謝できる、そういうトップになりたかったんです…。」