「文句言い」から「相談相手(参謀)」へ

ある中小企業で社長に関するアンケートを社員からとりました。アンケートは、社員から社長がどれだけ信頼されているかを見るものでした。

結果は芳しくありません。
おまけに社員の一人は、アンケート以外に「社長のどこが悪いか、会社のどこが悪いか」を長々とレポートに書いて添付してきたのです。

この社員は社長が嫌いだとはっきりと言いました。

社長は自ら会社の風土を変えようと「対話」を中心にいろいろなことを始めました。

この「文句言い」の社員は、社長にとっては頭にくる存在でしたが、その文句は会社を思う問題意識からくるものだと自分に言い聞かせ、きちんとお互いの思っていることを言い合おうとしました。

その結果か、半年くらいたった頃から、この社員は社長が意見を訊く存在になっています。その社員も、自ら仲間と一緒に「会社をよくする」ための活動にも取り組むようになりました。

文句を激しく言う存在は、社長からは煙たい存在だったりしますが、そのエネルギーがよい方に向かうと変革のための大きなパワーとなるのです。